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2011年3月

2011年3月23日 (水)

漆原朝子さんのシューベルトは純白の中に!それと演奏会のお知らせだよ

Photo今回のCDジャケット撮影は、漆原朝子さんの「シューベルト・ヴァイオリン作品集」です。シューマン、ブラームスに続く<ロマン派三部作>の掉尾を飾るCDです(今の所ですけど)。
(Photo:Tonno  Hair & Make-up: Mami)
恥ずかしながら、シューベルトのヴァイオリン曲はこれまで殆ど聴いた事がなく、その事を告げると「ソナチネとか良い曲がたくさんありますよ!」と彼女に言われてしまいました(だって昔はCDも無かったよな)。

あらかじめ絵コンテなどでイメージの打ち合わせができなかったので、ヘアメイクが仕上がった時点で「えーと、今日はどう撮りましょうか」と・・・。すると彼女はこれまでにリリースしたシューマンとブラームスのCDを見せてくれて「この感じの延長で・・・」と簡単にまた静かに希望を伝えてくれました。実に大雑把にして控え目なリクエストです。いずれも構えない自然なポーズで明るいイメージでした。

さて漆原朝子さんはすでに国際的演奏家として広く活躍し、大学でも教鞭を執る先生なんですがお話していると、とてもおっとりした性格で大変可愛い女性です。文句も言わずに楽しそうに撮影にも付き合ってくれて、私はすぐに彼女のシューベルトの演奏に対して「春のそよ風」を直観したのです(後日CDを聴いてその直観が正しい事が判明しましたが)。

シューベルトはモーツァルトよりも若くして早世しました。ソナチネなどの曲は彼の十代頃の作品です。ヤングシューベルトは私の偏見では純白のイメージなので、とりあえず「ホワイトアウトしそうな天国の草原」というイメージのライティングを作り、途中からそこに「彼方の園から春のそよ風が吹きこんで・・・」という演奏者からインスパイアされるコンセプトを加える事にしました。「やはりこれは実際にをいれましょう」と提案しました。というのも偶然、彼女の髪はそよ風にふさわしいほどに伸びていたのです。
送風は部分的に強い風の出るうるさいブロアーではなく(ファッションでは良くこれを使う)、大きく空気が動く工業用の送風扇を使い、ヘアメイクがこれを回したり止めたりを繰り返して(つけっ放しだと台風になる)タイミングの良い瞬間で撮影して行きました。送風のタイミングを会得したヘアメイクのMamiは、その日「風の谷のナウシカ」と呼ばれていました(?)。
B

朝子さんが見せてくれたシューマンとブラームスのCDジャケット写真は、その魅力を伝えるすばらしいものですが(因みにシューマンの表1、ブラームスの表4が好き)、必ずしも楽曲の内容を十全に反映する画像とは言えない気がします。これは前から気になっているのですが、クラシック界の場合、他のジャンルと違ってジャケット写真が、ともするとおざなりであり(例えばチープな風景やパターン)、演奏家本人が登場した場合でも「楽曲や演奏との整合性がないがしろ」なものが多く、その点は改善する余地があると思っています。まあ、ヴィジュアルで売ろうと言う若い演奏家の場合は勝手に白木屋でございますがね。今回のロマン派三部作も作品の曲想に最も寄り添っているのは、今回のシューベルトの画像ではないかと思うのです・・・(自画自賛ですいません)。

とにかくこのCDは良いですよ。「シューベルトは美しすぎて」と言う朝子さんの言葉が今も私の耳に残っています。清らかで悠々と流れる春のそよ風、お薦めします。

     スタジオ☆ディーバphotographer:Tonno

さて聴かずに死ねるか、春一番編
日本列島が暗いニュースに覆われたこの時期だからこそ、音楽の癒しによって前向きな気持ちになろう・・それが音楽の力ですね。是非お出かけ下さい。

まずは、「河村右(あき)」さんのスプリングコンサート。

Img180w       (Photo:Tonno Hair & Make-up:Yukko)

河村さんは学生の時から撮影を通じて存じておりますが、最近ますます美しくなって、タレント活動もこなしながら「黄金のハイソプラノ」としてオペラ等で活躍していらっしゃいます。
イタリアはペルージャとボッローニャで修行を積んだとか。ボローニャはラグーソースのボロネーゼが美味ですよね。羨ましい。因みにペルージャでは昔、旧市街の広場で野宿してまして車で寝ていたら「チネーゼ」と言われまして・・・で、カメラを持ち逃げされた苦い思い出が・・・(どうでもよろしい)。
さて曲目はモテット、オペラ、オペレッタからポピュラーまで、あきさんらしい楽しい選曲ですね。当日はディーバのYukkoもヘアメイクとして出撃する予定です。出演はしません(当たり前だのクラッカー)。啓蟄の砌、是非お出かけ下さい。
問い合わせ:オフィスカワムラ TEL:0422-29-7929 FAX:0422-29-7919

2011325
次は日本の春を日本の歌曲で綴るコンサートです。ディーバで撮影した志摩大喜さんも出演します。こういうのはしみじみして良いですな。日本歌曲ということで老若男女で楽しめますよね。旧奏楽堂でチケット代もリーズナブルですぞ。
問い合わせ:03-5603-0215

     コンサートをお知らせする委員会

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2011年3月14日 (月)

緊急告知 お客様へ!!

この11日に未曾有の大地震が起こりました。被害はますます広がっているようです。
当スタジオにも、これまで被災地の出身のお客様や、その方面よりわざわざ来ていただいたお客様が多数いらっしゃいました。
皆様のご無事をお祈りいたしますと共に、被災地の方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。

また今回の災害に伴い、計画停電の運びとなっております。
撮影スタジオでは停電になった場合、撮影内容が非常に制限される事が考えられます。
撮影が不可能になる場合も考えられますし、皆様が当スタジオに来店できるかどうかも不確定だと思います。、
予約のお客様はどうぞ当日でも構いませんのでお問い合わせ下さい。
キャンセルや変更料等は一切いただいておりませんので、決して無理をなさらないようにお願いいたします。

電話が繋がりにくい場合は次の番号へおかけ下さい
ディーバ千駄木スタジオ:03-3827-3732 です。

       スタジオ☆ディーバ代表 Photographer:山口直也

追記:弊社では今回の東北北関東大震災の被災地の方々に、売り上げの一部を寄付させていただく事を決定いたしました。

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