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2013年4月 8日 (月)

Viva イタリア! コスプレ事情は・・・

スタジオ☆ディーバの海外遠征、ついに公的ミッションへ!

この度、私たちの「頑張れ日本!プロジェクト」の国際的意義が認められ、「国際交流基金」から助成金が支給される事になりました(これからはちゃんとしないとな)。この所、留守がちで申し訳ありませんでした。一応これまでの経緯を報告したいと思います。今回はディーバ山口のレポートです。

今年2月、英国で私たちのワークショップ「ジャポニズム・プロジェクト」のプレゼンを行い、大好評を得ました。これは一昨年、ポーランド、ワルシャワ国立歌劇場のポスターを撮影し、オペラ座で写真展を開催した事から始まった活動で、主に写真展ワークショップを行っていくものです。今後、英国の美術学校やグラマースクールなどで当プロジェクトを展開する運びです。これについては英国コーディネーター、高千穂大学の寺内教授に御世話になりました。GUCCIが書いていましたが、ストラットフォオードは雪がちらつき静かで、ロンドンは霧に包まれて暗く、まさにハリーポッターの映画の世界でしたよ。

そして、昨年暮れからスタジオ☆ディーバは運命的にイタリアづいておりまして、11月にルッカというトスカーナの地方都市で、写真作品展ワークショップ(日本の美意識と思想に関する講演、和化粧と着付けの実演を含む)を行い、今年3月にはローマ郊外のエウルにて、やはり写真展とワークショップを行いました。いづれもコミックフェスティバルの主催側からの公式招待という形でしたが、これらは伊日の文化交流に貢献するパドヴァのOchacaffe という協会との共同プロジェクトとして実現したものです。

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Ochacaffe は日本文化を紹介したり日本語を教えたり、日本への留学を支援したりと、幅広い活動をしている協会です。さらにこの協会は、タレントのプロモートも行っていまして、「Kーble Jungle」というユニットを持っているんです。イタリア人のDJ・Shiru(シルビオさん、実は当地の語学学校の校長先生です)とERIKOという日本人シンガーとのユニットです。ERIKOの本名は川崎えりこさんで、オペラの勉強に単身イタリアにやってきまして、まだ音大生なのですが、在学中にアニメソングやオリジナルのJ-popなどを歌うようになった変わり種。イタリアでは彼らは人気のユニットでテレビ番組のレギュラーも持っています。そのプロモート用のポスターを撮影した縁もあり、彼らとコラボレーションをするようになりました。これはその時の1枚。

Kblejungle
(Title: Milky Way. K-ble Jungle,
  hair make-up: Yukiko Yokomizo, Masaaki Kawaguchi)

このような文化交流団体・協会はイタリアに限らず世界各国にあるようで、かの地で生活する日本人の方々が、主体的に関わってらっしゃいます(Ochacaffeは西岡芳栄さんが主宰)。そこでは日本の文化を正しく地元国に伝えたいという熱意が根底にあり、これは立派なディプロマシーだと感じました。何とか私たちもお手伝いをしたいものです。

さて、昨年暮れに訪問したルッカは中世そのままの佇まいの街で、街全体がフェスティバルの会場となります(20万人を動員するイタリア最大の祭りです)。街の周囲4.5Kmを囲む城壁が真に立派なもので、上部の幅が20メートル以上はある遊歩道となっており、コスプレイヤー達がその上を歩き回っている様は壮観ですよ。ワークショップの模様についてはスタッフが既に書いていますので、今回はコスプレについて・・・

Photo

イタリアのコスプレはレベルが高いとは聞いていましたが、全体的に見て確かに完成度が素晴らしいと思います。まあ赤い帽子を被ればマリオそのものというような、遺伝的なアドバンテージもあるのですが、衣装や小道具が殆ど完璧だと感心する事が多かったですね。日本で、以前、コスプレーヤー集合!という商業ポスターを撮影した事がありますが、手作りの衣装が、着るそばから壊れるので、撮影現場での彼らの際限のない修理のために撮影時間がめちゃめちゃ押したという記憶があります。ピンキリはありますが、イタリアのコスプレはそのようなアマチュアのレベルではない感じでした。

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後日、色々聞いてみてわかったのは、イタリアにはファインアートアカデミーのような、映画セット・舞台芸術等の専門学校があって、そのような学校の卒業生達が舞台や映画の衣装デザインの仕事をしながら、コスプレを楽しんでいたりするのですね。彼らはボタン一つから手作りして完璧なイメージを作っています。自分で特殊メイクもできるし、その多くが映画の制作スタッフのレベルなんですね。映画の巨匠、フェデリコ・フェリーニの国、実写主義のチネチッタの伝統、うーん納得ですな。

Dsn_1032_2 今回のローマで私の作品撮りのモデルをつとめてくれたアンナ(Anna Sances)さんも衣装デザインのプロであると同時に、人形作家でもあり、コスプレーヤーとしてヨーロッパの大会のファイナリストとしても有名で、何度も優勝しています。写真はローマ郊外のエウルで撮影した彼女の衣装作品、「レディーロキ(何だよそれ)」といいます。

それと、日本との違いで思ったのは、イタリアでのコスプレなりアニソン人気は、子供や若者に限ったサブカルチャーではなく、それで育った大人達も含め、家族全員で楽しんでいるという印象でした。ベネツィアのフェスティバルのような仮装イベントの伝統もあるのでしょうかね。
ワークショップや日本の美意識のエッセンスを表現した展示作品に関しても、とにかく鮮明に美しいもの、ミステリアスなものに対しては非常に反応が良いという感じでしたね。1分の集中も難しいと言われるイタリア人ですが、文化背景のレクチャーもとても熱心に聴いてくれ興味を持ってくれたのは嬉しい事でした。

えーと・・・長くなるので、あとはまた「つづく」で。

      スタジオ☆ディーバ Photographer:山口直也

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