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2014年6月

2014年6月30日 (月)

イタリア・ギリシャ・ルーマニア 活動報告<その②>

ヘアメイクの細田です。川口さんから引き継いで、ルーマニアでの活動報告をしたいと思います。

先の2ヵ国と同様に、「歌舞伎」と「能」の精神。写真作品を通して日本の文化を伝える
ワークショップ、ジャポニズム・プロジェクトを行うため、ルーマニアの首都ブカレストへ移動しました。ルーマニアと言えば、「コマネチ」「ドラキュラ」程度のイメージしかなく、
どんな国だろう、、、と不安と期待を抱きながらの渡航でした。ルーマニア到着直後の印象は、暗い。。雨も降っていて不気味。。。
しかし、在ルーマニア日本大使館の高松書記官が空港まで迎えに来て下さり、温かい歓迎をして頂き、ホッとしました。

空港からそのまま大使館へ移動し、山本大使へのご挨拶。朝4時にホテルをチェックアウトしての空港から直行。着替える時間もなく失礼ながら旅の一座のような恰好での訪問でした。そんな我々に対しても、丁寧で優しい雰囲気で温かく迎えてくださり、ルーマニアの情勢や人々の生活についてお話を伺うことができました。特に印象深かったのはルーマニア人は「語学の天才である」ということで、TVなどは翻訳せずに字幕も無しで放送されていることが多いそうで、幼少の頃から様々な言葉を耳で聴いて習得しているようです。(ルーマニア語・英語・イタリア語・日本語など)いつまで経っても英語を覚えられない自分とは大違いだなと痛感しました。

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別日には、保坂公使に夕食会を開いて頂き、美味しいルーマニア料理を頂きながら、
新たなプロジェクトへ向けてのお話をする機会がありました。
非常に温厚な雰囲気の公使ですが、ルーマニアの前は中東諸国を周られたようで、
情勢の厳しい中で活動されたときのお話を伺いました。
今回はすべて大使館からの招聘を受けたプロジェクトだったので、緊張の連続でしたが
どの国でも本当に温かい歓迎をしてくださり、固いと思っていた大使館や外務省の印象がガラッと変わったことも貴重な経験となりました。

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ルーマニアではワークショップを2回行いました。1回目は「ディミトリエ・カンテミール大学」で、会場は今回のワークショップ最大規模。軽く300席はあるホールでした。日本語学科のある大学で、モデルをやってくれた学生も日本語がとても上手で、コミュニケーションをとりながらヘアメイクをすることができました。
保坂公使が初めにご挨拶をして下さり、参加してくれた方々は山口の講演やヘアメイクのデモストも熱心に聴いてくれていて、日本への関心が強いことを改めて実感することができて嬉しかったです。

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2回目は国立「ブカレスト映画演劇大学」で、ここは日本でいう芸大のような学校。
演劇科の学生が多く集まり、熱心に講演を聴いてくれました。ここでは体験型のワークショップだったので、打掛を実際に羽織ったり、手に白塗りの粉をつけたりして、楽しんでくれていました。中でも演劇大学だからか、能面がとても人気で、きちんと一礼をして能面を顔に当てている様子がとても印象的でした。モデルも演劇科の学生で、とても整った顔立ちで可愛かったです。
ルーマニアは近隣諸国(ロシア・トルコなど)と混ざって、特に北部は美人揃いだという
話を聞いて、もっともっと北へ行ってみたくなりました。
国民性として、美容(特にアンチエイジング)に関心が強いらしく、安くて効果の高い商品が多く取り揃えてある店もあって、見ているだけでも楽しかったです。
あと、なぜかルーマニアでは日本人男性が人気らしく記念写真を撮られる機会が多かったです。少しテンションが上がりました。

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ルーマニアでは観光もできて、国民の館(共産党時代に故チャウシェスク大統領が建てた大理石の建物でマイケルジャクソンがLIVEをした所)、旧市街、教会、シナイア僧院、ペレシュ城、ブラン城(ドラキュラ城のモデルになった所)などを見て周ることができました。詳しく書くと長くなりますので省略しますが、それぞれの場所で当時の文化や生活を垣間見ることができました。もっと歴史や文化の勉強をして行けば良かったなと思いました。
食事もルーマニア料理は、わりと日本人の口に合う味付けで、少し酸味のあるスープやサルマーレというロールキャベツなどが美味しかったです。特にデザートのパパナッシュはドーナツにヨーグルトとフルーツのソースがのっていて、日本でも人気が出そうな味で私の主食となりました。

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今回の18日間の滞在で、海外の人々との交流、文化や歴史の理解、海外の方の顔立ちに合わせたヘアメイクを、たくさん行うことが出来て、普段のスタジオワークではなかなかできないことを経験することができました。また、言葉は通じなくてもディーバで培った技術があればコミュニケーションが取れること、信頼を得られること、喜んでもらえることを改めて感じ、技術者としての喜びを味わうことが出来ました。
弊社代表の山口、チーフヘアメイクの高木、先輩の川口とともに、各国で大使館との交流をし、現地の人々に日本の文化とディーバの技術を紹介できたことは何にも代えがたい経験となり、自身の知識と技術の幅を広げられたことはとても有難いことでした。
Lockup1_b_2

今回の経験を生かし、普段のスタジオワークにも還元できるように精進していきたいと思います。 次のブログは後発組に引き継ぎますので、是非ご覧ください。

          スタジオ☆ディーバ ヘアメイク パパナッシ細田

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2014年6月22日 (日)

イタリア・ギリシャ・ルーマニア活動報告<その①>

ヘアメイクの川口です。昨年に引き続き4月1日から4月18日まで、スタジオディーバの文化交流事業「The Japonism」の活動で、弊社代表の山口、ヘアメイクディレクターの高木、ヘアメイクの細田と一緒にイタリア、ギリシャ、ルーマニアへ行ってきました。


今回は在イタリア、ギリシャ、在ルーマニアの日本国大使館からの招聘を受け、山口の「写真作品を通して日本文化を伝える」というワークショップの中で、現地のモデルに結髪や白塗り、着物の早替えをするヘアメイクとして同行しました。

今回イタリアでは大使館の職員の皆さんと一緒にワークショップをするというので、着いて早々に細田と私も大使館へ挨拶に伺うことになり、しかも大使にお会いするということで始めは緊張しましたが、河野大使はじめ、職員の皆さんがとても気さくで親切だったので、外務省がとても身近に感じられました。142

ワークショップをしたのは毎年ローマで行われている「ロミックス2014という12万人以上の人があつまるアニメやゲームのイベントです。主催者によると今年は16万人の入場者があったそうです。

ここではロミックス特設会場でワークショップを行いました。ワークショップでは山口の講演をアニメのコスプレをしたイタリア人が、日本人の私でも難しい思う内容を、とても熱心に聴いていました。アニメ・ゲームに限らず日本の文化に興味を持っている人が多いことを実感しました。

また浴衣撮影会も日本大使館ブースで行いました。高木が浴衣の着付をして、細田と私がヘアセットをし、山口が撮影をしたのですが、コマーシャル撮影をこなすカメラマンとヘアメイクがいるディーバにしか出来ない内容でした。

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1日限定20名の枠はすぐに埋まるほどの人気で、3日間で70名ほどの方が参加してくれました。イタリア国営放送(Rai)その他のテレビ取材もくるほどで、浴衣撮影会は常に人だかりができていました。日本人とは違い感情がストレートで皆声を上げて喜んでくれて、握手を求められたり、片言の日本語でお礼を言ってくれたり、嬉しかったです。私も片言のイタリア語で答えたりと、わずかですが文化交流の手伝いができたと思います。
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次に、ギリシャのアテネに移動しました。ここではパンシックというファッションの専門学校と、在アテネのキプロス大使館でワークショップを行いました。

パンシックのワークショップは体験型のワークショップで、少人数制のはずでしたが、立ち見も出るほど大盛況でした。学生達には着物を羽織ってもらったり、浴衣を着せたり、能面をつけたり、水化粧をする体験もしてもらいました。

さすがファッション系の学校らしく、学生からは着物の生地やデザインに関しての専門的な質問が多く、高木の解説を真剣に聴いている様子が印象的でした。

ここでのワークショップの様子がディーバのフェイスブックから見れるので、是非みてください(ブログ最後のにアドレスがあります)。

キプロス大使館のワークショップでは、大使館内のホールが会場でした。キプロス大使館は町の中心街にあり、キプロスの日本国大使をギリシャの西林大使が兼任しているということで会場を借りることができたそうです。結髪や花魁への早替えは大成功でした。

終了後に会場で日本大使館主催のレセプションも行われ、お寿司などの日本食が振舞われたのですが、その際に多くの皆様に声をかけて頂き、「素晴らしかった」「感動した」と言ってもらいました。
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ギリシャの次にルーマニアに移動しましたが、この続きは細田に譲りたいと思います。

こんなに海外の多くの国でヘアメイクできる経験は、他ではなかなかできない事だと思います。現地の人たちの髪質・顔の立体感・肌質・肌の色が、日本人とイタリア、ギリシャ、ルーマニアの人とそれぞれ違っていましたが、日ごろスタジオで培っているへアメイク技術を存分に発揮することができましたし、日本人以外でもヘアメイクができる自信がつきました。
 また、今回は社内で事前に、イタリア人による「日常会話と浴衣撮影会の為のイタリア語研修」と着付けの先生による「浴衣の着付け研修」の特訓がありました。そのおかげで、現地のイタリア人とイタリア語でコミュニケーションがとれましたし、高木1人で着付けがまわらない時には手伝いもできました。
 
今回の海外遠征では、ヘアメイク技術も国際感覚もグレードアップできた実感があり、とてもよい経験になりました。それにとても楽しかったです。

 
尚、弊社では只今ヘアメイクを募集しています。ディーバは他には無い、楽しい特別な職場だと思います。ディーバで一緒にやってみませんか?
 興味のある方は川口までご連絡下さい。
動画や写真はスタジオディーバfacebookにもありますので是非ご覧ください。)https://www.facebook.com/pages/studio-DIVA/572267602881210

    スタジオ☆ディーバ ヘアメイク:川口

 

 

 

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2014年6月13日 (金)

ミッションインポシブル、見事完了!

ご無沙汰しました。戻ってまいりました。

やはり本物のお寿司は美味しいですな。これはシャリが問題かね。
もねえ、懐石料理日本酒ラーメン天ぷら鉄板焼きに焼肉蕎麦うどんと・・・
本当に日本食は美味しいですね。やはりバリエーションが素晴らしい。世界一ではないかな、今回はこの真実を悟りましたね。でも先日お客さんでリマで育った方がいて、ペルー料理は世界一種類が多いとか。ふ~ん、
Logomark_aあっ、あのー、私達やっと戻ってまいりました。といっても先月の話なんですけど、国際交流基金の課題事業「The Japonism」を大成功裏に終え、団員一同先月無事に帰還いたしました。それで日本食も一通り食べおわりまして心から幸せを感じております。

今回はローマから入り、ギリシャのアテネ、キプロス、ルーマニアのブカレスト、米国はフィラデルフィアニューヨーク、も一度イタリアに戻ってナポリ、再びローマと1ヶ月半の旅程で周りました。いつもスタッフをご指名下さる皆様には長い間、ご迷惑をおかけいたしました事、お詫び申し上げます。

Workshop1

時差の嵐に翻弄され、しばらくは変な夢に夜毎うなされましたが、最近ようやく正気に戻り、ものが考えられるようなってきました。で、ようやくブログの更新です。

しかし今回のワークショップは、日本の文化を海外に伝えるという目的の達成は勿論、私達にとっても大変有意義で、むしろ海外の文化を体感するという意味でスタジオ☆ディーバのスタッフには素晴らしい成果を得られた海外事業だったと思います。
これまでも現地で外国人モデルを使って作品を撮影する事はありましたが(これだってすごいでしょ)、今回は仕事としてイタリアの2都市で「浴衣のヘアメイク、着付けと撮影ワークショップ」というミッションを遂行してしまいました。

Workshop2

ヘアメイクスタッフはこのために日本でイタリア語猛特訓をしまして、ヘアメイクでのやり取りはイタリア語でクリアー(おおーっ)、イタリア女性は狂喜と感謝の嵐で私達も楽しかったですし、嬉しかった。スタッフは日本人とは異なる骨格や髪質の違い、際立ったセンスにも難なく対応し、スタジオ☆ディーバの技術が世界に十分通用する事を見せ付けたのでした。着付けも、これは高木が担当しましたが、通算200人位はこなしたでしょうか、腱鞘炎になりながら頑張ってくれました。

そうです、スタジオ☆ディーバが志を持って国際文化交流事業に参加する事、はや3年(知るかよってか)。「ザジャポニスムプロジェクト」は、英国、米国、西欧、中欧、東欧と周ってきましたが、それぞれの地は、全てが異なっていて各々に素晴らしい人間の生活がありました。感動の日々です。

それで、勿論私も報告しますが、まずは今回派遣した団員のみんなから報告をしてもらいたいと思っています。今回の海外遠征団員は山口の他は、高木、川口、細田、輿石、加藤が派遣されました。
この時期、たいしたお知らせもないので、しばらくブログを占拠しますが読んでやって下さい。

            スタジオ☆ディーバ Photographer:山口直也

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