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2016年2月

2016年2月17日 (水)

生還しました!

ローマより生還いたしました。画廊「DOOZO」での山口の個展の報告です。

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山口の個展「百万の月」はこの画廊にとって2016年の年頭を飾る初めての個展という事でした(年間3人もしくは3グループがエントリーできるが最近はグループ展が多い)。私もこれまで「スタジオ☆ディーバ」の文化事業として、ワルシャワのオペラハウスを皮切りに英国米国スイスイタリア各地ルーマニアギリシャなどでワークショップと作品展示をして来ましたが、3ヶ月間という長期の期間で、また画商が作品を販売するような個展は初めてでした。

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その開催初日にはレセプションと称し、画廊の客や作家の客を呼んで、作品の披露パーティーが催され、画廊の方ではディナーを振舞ったりします。

Dsy_6519_2(プロのフルーティストの石黒麻衣子さんがこの日のために、日本の歌とドビュッシーのシリンクスを披露してくれました)。勿論通りがかりの通行人も入れるので、いつしか人が溢れ、日本に興味のある人から質問攻めに会ったり私の写真集にサインをしたり(自分の名前を漢字で書いてくれというリクエストもあった)するのに忙しく、こういうパーティーは通常あまり縁がないので本当に疲れてしまいました。画廊としてはこの日だけで数枚の作品を売ったそうですが。



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実はローマに入る前にカーニバルヴェネツィアに立ち寄り、多少撮影する予定でしたが、そこで私はたぶん食中毒になって死んでしまったのです。私の記憶はカフェフローリアンの瀟洒なトイレの中で滝のような冷や汗と共に忽然と途切れ、今もって深い霧の中。いや苦しかった。これがコレラだったら「ヴェニスに死す」ができたかもですね(したくねえよ)


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ですからローマでのレセプションでも開会の挨拶をして、パーティー客の対応をして一口寿司を口に入れると貧血ですね、目の前が真っ暗、またトイレで記憶が・・・本当に苦しかったです。

でも多くの人たちに来て貰ったのが本当に嬉しかったです。日伊国交150周年事業の情報を提供していただき、速やかにその認定をしてくれた在ローマ日本大使館同日本文化会館、フィレンツェで知り合った有名現地コーディネーターの方、会社経営の方々、イタリア人の占い師や著名なアーティストの方々、日本からも私の友人一家が、このような愚かな私のために駆けつけてくれまして本当に有難うございました。ちなみにこの画廊、ギャラリー「DOOZO」はオペラ舞台演出家が運営するおしゃれな空間です。演出家仲間で小栗旬のお父さんの哲家氏が一枚かんでいるらしいのですが・・・。

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それとお知らせですが、今回発売の写真集The Japonism(英語版)を日本国内でも販売いたします。すでにお問い合わせがありまして決定しました。申し訳ありませんでした。これは部数限定だったので・・・定価\2500(税別)ですが、内容はかなり来ていますので宜しくお願いいたします。全70ページです。お問い合わせメールでお申し込みください。口座番号を経理からお送りしますので、振込み確認後、郵送いたします。

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ヴェネチアでの写真は久々にギャラリーの方にアップしますね。これは想像していたのと異なりルッカとかのコスプレとあまり変わらない印象です。若い人よりも大人とオカマが多い感じがしましたが。まだ暗いうちの早朝にサンマルコ広場に出かけますと質の良いコスプレーヤーとプロのカメラマン達が出現していて名刺交換したりしています。つまり土産物屋に並ぶ写真集や写真葉書の撮影は、この時間にこのコミュニティーで行われているのですね。昼間はすごい人で芋洗い状態になってしまいます。また屋外メインですので天候もあって・・雨だとね。

 

     スタジオ☆ディーバ Photographer:山口直也

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2016年2月 1日 (月)

150周年事業って?!

日伊国交百五十周年事業に認定されました!

実は日本とイタリアは今年で国交150周年になるのです。1866年8月に日伊修好通商条約が結ばれました(米国の8年後になりますがイタリアが国家として統一されたのは1861年ですから)。そして今年がその150周年という事。
現在、在ローマの日本大使館主宰で会議が立ち上がり両国の相互理解と友好を促進するための周年事業を認定しています。
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前置きが長くなりましたが、今月イタリア・ローマで開催される私・山口の個展「百万の月」がこの150周年事業の認定を受けました(ほんまかいな)。2月11日から5月の21日までローマの画廊「DOOZO」で開催されます(そうかいな)。2月11日はオープニングセレモニーが行われ大使館の方々や大学の先生方もみえる予定です。もちろん山口もおりますのでローマ若しくはその近郊にお住まいの方は是非いらして下さい。画廊のほうからディナーが振る舞われますので・・・(この画廊は付属の寿司レストランが有名です)。写真は画廊の一部の様子です。Photo
会場では限定記念出版の山口の写真集「The JAPONISM(サイン入り)」も展示販売いたします。この機会に是非お買い求め下さい。
今回の個展のテーマは中世から近世にかけての日本の女性のfemininityの変遷を写真作品で表現したもの。「太陽から月の時代へ、さらに平和の使徒として」のコンセプトです。場所等、詳しくは「DOOZO」のウエブサイト、もしくは在イタリア日本大使館の周年事業カレンダーを見て下さい。

という事でお知らせですが、誠に申し訳ありません。2月5日から2月15日まで、ヴェネチアでのカーニバル撮影とローマでの個展の準備、及びセレモニーのために、山口と高木がスタジオを留守にいたします。いつもご指名いただく方々にはご迷惑をおかけしますが、悪しからずお含み置き下さい。もちろんスタジオは精鋭のスタッフによって通常通り営業しておりますのでご安心下さい。

        スタジオ☆ディーバ Photographer:山口直也

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超弩級ってなんだ!

さてコンサートのお知らせだい。その前に、去る27日、三枝成彰氏の作曲になるオペラ「ジュニアバタフライ(イタリア語版)」が渋谷オーチャードホールで行われました。
これは本場イタリアのプッチーニ音楽祭で2度上演され(プッチーニ以外の作曲家のものは初めてだとか)、その日本での凱旋公演との事です。プッチーニの本編では最後に蝶々夫人は自殺しますが、その忘れ形見の息子が大人になっている話で、彼の日本人妻のナオミは彼の生まれ故郷の長崎で彼を待つうちに原爆に被爆して亡くなります。そうワールドウォーツーが時代背景なのです。
それはともかく、第一幕でこのジュニアバタフライの乳母でスズキという女性が出てくるのですが、その役が桜井万祐子という日本人メッゾソプラノで、その人が私達を招待してくれたのでした。このキャストはイタリアでオーディションしたもので、他の歌手は皆イタリア人で一流の歌い手です。その中で唯一日本人として見事合格したのですからその実力も大したものです。実はこの人は私がルッカとナポリとで写真展とワークショップを行った時に通訳をつとめてくれた女性でした。その縁で、彼女のプロフィールやパブリシティーフォトを撮影したのですが、その写真がすばらしく仕事のオファーが増え、オーディションも受かるようになったので、私の事を恩人だと言って足を向けては寝られないそうです。彼女はイタリア生活も長く、性格的には(たぶん容貌もですが)日本人離れしている感じですが、義理がたい所はやはり日本人的だと思います。
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彼女はダニエラ・デ・マルキのジュエリー提供を受けており、ダニエラの宝飾を付けたCM用の撮影はオフィシャルカメラマンの私がやっています。また「美・JAPON」の小林さんの衣装提供も受けていて、それも先日撮影しました(写真下)。美しい和です。
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という事で、彼女のリサイタルのお知らせです。2月の4日です。地元の名古屋のホールですので、名古屋の方、近郊の方は是非、おでかけ下さい。チケットが残っていればですが。チラシに「超弩級、全てが規格外・・」なんて書いてありますね。でもその通りですから。一声聞けばおのずと判りますよ。

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お問い合わせ:プランディール音楽事務所:052ー955ー5606


   スタジオ☆ディーバ Photographer:山口直也

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