文化・芸術

2008年7月22日 (火)

後姿の正体は?・・・アナウンサーとCDジャケット写真との関係

Dsc_3218w雑誌表紙の撮影です。まだ発刊前なのでモデルさんの正体は秘密です。が、テレビ朝日の美人アナウンサーだよ! やがて明らかになるであろう(なんだか偉そうだな)。

ところで久米時代のニュースステーション等でおなじみの「朝岡聡キャスター」の撮影をしました。朝岡さんはテレビで拝見する通りの明るく楽しい方ですが、大変な趣味人で、実はリコーダー(縦笛)の名手なんです。コンサートもするとか。
11w 私も小学校でソプラノ管を嗜みましたが、皆さんもそうではなかったですか。音楽のテストのとき前の女子が超あがっていて、強烈なビブラートとグリッサンドの嵐で、名手だった私まで恐怖が伝染してしまい、無残に失敗した記憶があります。
それはともかく、朝岡氏のエッセイのタイトルはズバリ「笛の楽園」。・・・笛の楽園といえば、オランダの盲目のカリヨン弾き、ファンエイクの曲集ですね。朝岡さん曰く、「森への旅の道連れには、1本のリコーダーとファンエイクの曲集があればよい」と・・・。いいですなあ、そういうの(でも曲集は非常に大部なものですから抜粋版でしょうね)。朝岡さんにはリコーダーを構えてもらえばよかったですね。
Img053で、ファンエイクと言えば、千駄木三丁目が世界に誇る即興演奏のヴィルティオーゾ、あの濱田芳通先生がアントネッロで「笛の楽園」というCDをリリースしています。変奏が凄いです。西山まりえさんや石川かおりママのガンバもまた素敵。このCDはディーバでジャケット撮影しました。ゆるく沈んだコントラストのデザインで雰囲気が出てますね。この中では、テノールリコーダーの加わった「美しい羊飼いの娘」が私のお気に入りです。
Img053_2濱田先生のCDジャケットを最初に撮影したのは、ヘンデルの「フルートソナタ」でした。前回アルバムの「ベネティアの霊感」がコントラストを落とした写真だったので、今度は強いラインライトでシェイプが縁取られるように撮ろうと思いました。実は、撮影後しばらくの間、フェルメールの部屋の窓の光のようにデフューズした光で撮影するのも良かったかなと、思ったりしました。でも、今ではやっぱり、おおらかで骨太のヘンデルはこれで良いのだ、これでなければ、と確信しております。自画自賛ですが私はこの写真好きですね。

    スタジオ☆ディーバ Photographer: Tonno

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2008年5月28日 (水)

極妻と家田さんとディーバカラー

Cimg7512w 先日リクナビNEXTの仕事で、家田荘子さんのヘアメイクをして来ましたhappy01
家田さんと言えば誰でも知っている、あの「極道の妻達」の原作者です。もちろん私も映画は全部見ましたよ。何てったって 極妻好きの私としては、作家 家田荘子先生のヘアメイクをさせて頂けるなんて・・・嬉しさで現場入りする前はドキドキheart02でした。私も色々なタレントさんのヘアメイクに入りますが、家田さんにお会いするのは初めて。でも、あの本を書く時は、実際に「極道」入りしてルポをしたという話はあまりにも有名です。そして今は出家して お遍路?? 実際はどんな人なんだろうと興味半分、緊張いっぱいで出かけました。

実際お会いすると、とても「極妻」に弟子入りなんて思えない、優しくて穏やかな方でした。それに綺麗で・・・お肌もツルツルですlovely そして全然気取りの無い、とても気さくな方でしたheart04

メイク中は巡礼の時に感じた霊感の話、人の悪口をよく言う人や、悪感情を持っている人の足元には邪鬼がおり、一緒にいると、とても疲れるとか、そんなお話を聞きました。私の足元にはいないそうで(よかったー!)、ラベンダー色はそんな事を浄化する色だそうで、家田さんの名刺もラベンダー色でした。そうそう、実はディーバのカラーもラベンダー色なんですよ。

そんなんで、ますますファンになってしまいましたheart04
私も家田さんのような素敵な女性になれたら・・・でもお遍路は無理かもwobblysign02

             スタジオ☆ディーバ ヘアメイク MAMI

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2008年5月19日 (月)

ミス日本とミスユニバースとの関係は?

Ws 写真は美馬寛子さん(Hair & Make-up:Gucci)。このたびミスユニバース日本代表に選ばれましたね。おめでとう。
実は彼女ははじめミス日本コンテストにエントリーしていて、地区代表になっていたのですね。それで本選用に提出する写真を撮りにディーバに来たのですが、何というか雰囲気が個性的で、ミス日本向きの感じでは無いように思ったので、「ミスユニバースとかの方が向いてるかもね」とか言って撮影した事を覚えています(この時の撮影については過去ログにあります。日テレの取材が・・ってやつ)。それが本当にユニバースに転向して、あの怖い、もとい、非常に有能なジャパンナショナルディレクターのイネス・リグロン女史のアドバイスの下、本選では髪を姫カットにして個性を演出していましたね。彼女、ハイジャンでは何度もインターハイに出場したアスリートで、非常に引き締まったボディーです。
「日本女性はもっと伝統から自分を解放すべき、自立すればきっと世界一の美女になれるわ」とはイネスの言。でも、世界一の美女って・・・要するに放し飼いか?
Photoで、2008年度のミス日本グランプリ鈴木恵理さん(Hair & Make-up:Kumi)でした。おめでとうございます。睫毛長いですね。横顔も綺麗です。
ミス日本の場合は、素直で可愛い系、健康優良児系、この上なく上品なお嬢様系、というラインでしょうか(歴代を振り返ると思い当たるのでは)。勿論、知性も必要です。平均的日本人から見れば問題なく美人だと思うはず。しかも、どこか親しみやすいと思うのではないでしょうか。
前記のミスユニバースは、自立したマチュアな女性が求められるのであって、その個性演出のパフォーマンス(多少セクシーな)が重要。主張や魅力の表現がはっきりしていますね。「秘すれば花」というような含羞や謙譲の美徳はこの際通用しないようです。そういえば「パリスコート」の伝統がありますよね。積極的にいかないと林檎は貰えないかもですね。これらの類比はエアラインの外資や国内でも当てはまる部分があります。
美馬さんはこれから国際舞台で頑張って。

     スタジオ☆ディーバ Photographer: Tonno

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2008年3月26日 (水)

アエラの依頼で個性的な宣材写真が・・・

雑誌「アエラ」の依頼での撮影です。すでに誌面でご覧になった方も多いと思いますが、「見た目10割の法則」と言うタイトルで、イメージの重要性と、イメージの先行する社会風潮に関する記事です。ホームページや転職のための履歴書用写真でも、「いい加減だと損をする」というテーマの検証で、私と高木が取材を受け、コメントを述べています。依頼撮影はモデルさんを使っての撮影でした。
写真は男女それぞれ同一人物です。すべてディーバがコアに演出しました。
ヘアメイク:Kozu/Gucci、撮影:Tonno
3 まず、若い医師の肖像3枚。テーマは「変態」と「傲慢」と「爽やか」です。変態は偏屈そうな感じもしますね。上目使いで気持ち悪いですが、自意識過剰かも。傲慢医師は服装や背景から金満のイメージも醸しています。少し怖そうでいやらしい。どちらもあまり掛かりたくないですね。そして、爽やか医師は、話を良く聞いてくれ、親切そうです。
しかし、どれが名医なのかはまた別の問題ですね。爽やかも良いですが、医師の場合は「信頼」というバージョンも欲しかった気がします。
モデルの金子泰久さんは、当時話題になったフジテレビの記念ドラマ、「白い巨塔」にも実際に医師役で出演していた俳優さんです。
3_2 女性の方は「諦めて薄幸」、「頑張ったがやや痛い」、「センス良く仕事できそう」の三態です。これは30代の女性が転職に使う写真としては一目瞭然ですね。モデルさんもノリノリで演じてくれました。私も「もっと死んだ目で!」とか「ヒステリーのお局の感じで」なんて・・・無体なリクエストを。で、思ったのですが、役者の人が宣材写真で使うならこういうコンポジも面白いかもですね。ひとつ提案します。
Photoモデルの斎藤若菜さんはもともと素材が良いので、ダメバージョンは返って苦労しました。モデルの皆様、お疲れさまでした。

ディーバには、政治家やお医者さんばかりか、牧師さんも宣材写真を撮りに来ます。また、個人ばかりでなく企業や病院も、かつてのような抽象的なイメージ戦略でなく、スタッフの顔(プラスの具体的なイメージ)を前面に出して、ブランディングを図るようになって来ました。似たり寄ったりの内容を差別化するためにはイメージが非常に大切な時代だという事です。
あ、ですからホームページ用の写真撮影も是非「信頼のディーバ」にお任せ下さい。

P.S. 実はTBSの特番で「当選するポスター」のテーマでディーバが撮影協力した事があります。これが面白い、選挙も近そうだし・・・今度公開します。乞うご期待!! 

    スタジオ☆ディーバ Photographer: Tonno

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2008年2月19日 (火)

ヘアメイクのテーマは「野生」、でも何故かマリーローランサンが・・・

Dsc_4592wc Untitled
Model :Kaori
Photo & Design :Tonno
Hair & Make-up :Gucci

ツインの子鹿のように寄り添い、まじまじとこちらを見つめている。
どこか野生動物を思わせる異形の眉。心もとない瞳。
この写真を見ていると何故か、色彩は違うのに、初期のマリーローランサンの描く少女達が彷彿とします。単に憂いとは言えないような何か。とらえどころなく、強引に追えば、ふっと逃げてしまいそう。あえかで、しかも本能の化身のように見える少女達。
マリーローランサンは代議士の私生児として生まれ、母親に冷遇され、ために思春期を憧れ、人生を希求し、アポリネールと恋に落ちた。
ミラボー橋の下を時は流れ、やがて老年になってからは、いや老年になってからも、ずっと花咲く女性達の艶冶な時を描き続けました。

モデルのカオリさんはボーカリストで、数ヶ国語を解し、ルーマニア語までも操る才媛です。男性に対してはとても貢がせ上手だそう(納得!)。好奇心があり、人生を謳歌している本当に可愛いパリジェンヌ(あの、日本人なんですけど)。今回はディーバのヴィジュアル系ゾンビGucciこと川口がヘアメイクに当たりました。
彼女、世界中を飛び回っていますが、先日のイタリア縦断旅行の折りには、ベネチアのマスクをお土産にいただきました。私が催促したらしいのですが。ありがとう! 

この作品は鏡に映った映像と本体との虚実が定かでなく、二人してこちらを見つめる瞳が印象を強めています。ちなみに、ツインの子鹿と言えば、旧約聖書の「雅歌」では少女の胸を象徴してますよね。何故だか知っていますか?

Photo 追伸:ヘアメイク部からお知らせ・・・大変たくさんのご応募をいただいたディーバ・ヘアメイクスタッフの募集ですが、募集は引き続き行なっていますので、奮ってご応募下さい、との事です。

   スタジオ☆ディーバ Photographer: Tonno

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2008年1月22日 (火)

演奏会・・秘密の瀬崎明日香と「変身」を撮影!

Dsc_7031w 写真は瀬崎明日香さん。財団のコンペティションに優勝し、ストラディバリの「レインヴィル」を貸与された折に撮影しました。最初のCDはイザイの無伴奏でした。大変才能のある女性ですが、ビジュアルも美しい。この写真ではヒラリーハーンさんの「バッハ」のポーズを軽くパクったのですが、本家よりも美しいと思います。彼女はこの画像を使用していないと思いますので、「UNSEEN 明日香」ですね。

Dsc_2009ws ピアノの日下さんとのショットはブラームスのコンサート用に。
ペルチャッハの空気をイメージして(本当かい)・・・
これは実は室内のスタジオで撮影してます。楽器はデリケートですので。





Dsc_1236w_2 コントラバス
奏者は角戸洋裕さん。おそらくこの楽器はベルギーのものでしょう(って本人が言ってた)。判りますか? フランスとかのものに比べると形が無骨。確かに巨大カブトムシのよう。カフカの「変身」を思い出しました。
今はドイツに住んでいますが、ドイツ系とフランス系とでは奏法が全く異なり、音の出し方やアタックも違うそう。フランスでは弓は上から持ち、ビブラートもかけますが、ドイツでは弓を下から持ち、ノコギリのようにしっかり弾きます。それほど奏法が違う楽器も珍しい。で、彼の場合は・・・とりあえず師匠を超えるポーズです。格好いいです。
演奏会用、CD用などの撮影では、特別なイメージがあれば、あらかじめお伝え下さい。

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スタジオ☆ディーバ Photographer: Tonno

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2007年10月13日 (土)

アナウンサーが女優になった!

Photo フジテレビの元アナウンサー、YMさんの事ではありません。先日、フリーアナウンサーの高井理江さんがパブリシティーフォトの撮影に来ました(写真)。ディーバ常連のお客様ですが、レギュラー番組を2本も抱えながら最近女優もやっているそう。で、これがとても良いストレスの発散になるとか。今回はこの事を考えてみましょう。
役者というのは、色んな自分を表現できる可能性がある。ユング心理学では、自分の生きられなかった反面を「影」と呼びますが、その影を演じる事によって、カタルシスが得られるのでしょう。得てしてそれは剣呑で暗い感情的な部分になります。一方、知的黒衣たるべきアナウンサーはそういう悪感情や、健全とは言いかねるような本音を抑えなければなりますまい。「この人、本当にイヤ~ね、死ねばいいのよ!」なんてニュースがあったらねえ。

現在、学生の皆さんがアナウンサー試験用のスナップ写真を持参してくれて、当方で拝見する事も多いのですが、中には「私は女優よ」状態の勘違い写真も少々あります。あまりにナルシスティックなポーズや、自己中な雰囲気はちょっと・・・・。だったら女優になれば?なんて言われも仕方ない(だいたい本物の女優さんのパブリシティーはもっと自然で雰囲気のある感じです)。アナウンサーの仕事はあくまで情報が主役ですから。
因みに局のアナウンサーは基本的にサラリーマン社員ですが、フリーアナウンサーになると、立場上はタレントになります。所属事務所があっても、ほとんどがそこから給料を貰うのではなく、仕事をゲットして初めてギャラが発生します。しばしば、オーディションがあって、そこで仕事を勝ち取らねばならず、そこは駆け出しの役者も同じこと。
ところで彼女の言うには「でもオーディションに行くと、アナウンサーの関係では、和やかで表面みな善い人だけど、役者のオーディションは始めからバトルなんです」、・・・きっちりストレス発散になりそうですなあ。

       スタジオ☆ディーバ Photographer: Tonno

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