お知らせ

2018年7月18日 (水)

初めまして、ステファンです!


はじめまして!
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グアテマラ出身の「ステファン・シルバ」です。
でもコーヒーはきらいです。

20183月に大学を卒業して、4月からスタジオ・ディーバのデザイン室で動画編集とグラフィックデザインの仕事をしています。

芸術はいつも私の人生の一部です。絵を描くことや写真を撮ることなどは常に私にとって魅力的です。私は芸術分野を追求したいという思いから5年前、20歳で国費留学生として東京に移住することにしました。
そして日本に住むことで、さまざまな種類の芸術を体験することができました。その結果、ビデオメーカーや写真家になりたいと思うようになりました。

動画や写真の撮影では、風景と人物が一番好きです。旅行する時は必ずカメラを持っていて、その場所の建物や風景などを撮影しています。旅行でない時でも撮影はしています。自分の友達のポートレートを撮ったり、祭りで動画撮影したりするのがとても好きです。

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今後はディーバでも動画の撮影や編集ができるようになりますので、何でもご相談下さい。よろしくお願いします。

 

             スタジオ☆ディーバ D-Style ステファン

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2018年7月12日 (木)

新郎佐藤リベンジの巻

皆さんこんにちは!

ヘアメイク佐藤です。


毎年の研修旅行、今年は少し早めに行ってきました。

こういった研修を経て、自身が成長する事が会社の成長に繋がっているなと思うと、技術の世界に終わりはないとつくづく感じます。

こう思えるのも成長の1つ(?)。

なんとなくでは務まらない、それがプロフェッショナル!

「なんとなく」では仕事をしていない、それがDIVA!!

皆様に愛され続けて20年、今後ともよろしくお願い致します。私もますます頑張ります。

さて、今年は新たに動画の撮影・編集、HPの作成、Webデザインを行うサイバー集団Dstyleを発足させました。

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メンバーはグァテマラ、イタリア、そして日本からの精鋭3名!

3名の詳しいご紹介は後ほど本人達から・・・しばしお待ちを。

そしてDstyle室長が私、佐藤にございます!(もちろんヘアメイクはやめません!!)


現在は山口先生のジャポニズム、ワークショップのサイト運営等が中心ですが、あらゆる方面でより多くの方に「Dstyle」を知って頂き、DIVA同様お仕事のご依頼をいただけるよう、頑張ってまいります。

近々ホームページも新デザインでお披露目いたしますので乞うご期待!

そもそも私たちヘアメイク、カメラマンのDIVAスタッフと、Dstyleのメンバーは仕事をしているフロアが違うので普段の仕事中はほとんどしゃべる機会がないのです。だからアナログなDIVAのスタッフには、最先端の彼らの仕事に関してはノーアイデアという事で、今回はそんなDstyleのプレゼンの会となりました。

接客のあるわれわれとは違い、彼らは黙々と作業をしています。僕はたま~に覗きに行くのですが、無音・・・そして無言です。。。。。

今回はDIVAのプロモーションビデオ作成のプレゼンでしたが、日々の作業成果を垣間見れ、プレゼン内容はしっかりまとまっていました。なかなかやるなあ、みんなあの短い期間でよくまとめたぞ!

今回議論した内容を1つずつ整理して、今まで出来なかったDIVAのプロモーションをもっといい形に持っていければと感じました。

余談ですが、研修初日に現在制作中「千駄木スタジオムービー」の撮り直しをしました。私は新郎役2回目です。

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初めてタキシードを着たわけですが、もう心は新郎です!

いつかほんとにそんな日が来ればいいな~

以上、今回は早くも夏バテしそうな佐藤が担当しました。

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   スタジオ☆ディーバ D-style室長 D佐藤

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2018年5月14日 (月)

私が「オサダ」です!

初めまして!!
新入社員の長田(おさだ)です
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社員になったのは4月からですが、大学生の時から1年、インターン生としてディーバのデザイン室で働いていました。

社会人になってまだ一ヶ月ですが、早くも仕事の責任の重さを痛感しています。

所属は一応デザイン室ですが、将来はカメラマンとして働いていきたいと思っていて、今は先輩カメラマンの若林さんと梶谷さんの下、アシスタントとして本番前のテスト撮影を担当しています。

よくテレビでカメラマンっていうと「いいね、いいね」とか、軽~いノリで声をかけている様子がマネされますが、僕はまだモデルの方に声をかけることもできません。緊張しまくり、そんなことなかなか言えないですよ~。
で、撮影にお越しの時は僕がテストを担当するときもありますので、その時は宜しくお願いしますがんばります!

若林さんには毎日怒られて毎日行動を監視されています。このブログの記事が消されたら私の身に何かしらの事が起こったと思ってください。ぎゃー・・・・

          スタジオ☆ディーバ アシスタント 長田

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2018年4月11日 (水)

新年度です。ヘアメイクスタッフ・フロアコンセルジュ大募集です。

ヘアメイク部マネージャーの川口です。

新年度もはじまり、気持ちも新たに新生活が始まる方も多いと思います。
ディーバでは就活写真が少し落ち着き、最近は入学・卒業の記念写真や、新しく宣材プロフィール写真を撮影される方が多くなっています。
と言ってもエアライン用の予約はまだ続いており、もうしばらくは予約が混みあっておりますので、撮影希望の方はお早めにご予約下さい。

ディーバでは、サイバー集団を目指す社内のデザイン室も発足し、新たにデザインのエキスパートもグローバルに採用しました。紹介は後日・・・・お楽しみに。

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更にヘアメイク部でも、昨年度から講師としてメークアップアーチスト学院でヘアメイクの授業を担当しています。
授業では楽しく勉強し、ヘアメイクを好きになって続けたいと思ってもらう事、そして即戦力になれるよう、具体的な施術指導をモットーにしています。
これからはデザイン部と共に、ディーバのヘアメイクのスキル・センス・モットーも発信していきたいと思います。こちらもこうご期待!!

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ところで、デザイン部も発足し、事業拡大の為ヘアメイク、フロアコンセルジュ共に大募集しております。スタジオ見学も随時募集しておりますので、興味のある方は下記までお気軽にお問い合わせください。ホームグラウンドの千駄木は、「谷根千」と言われ、日本文化の情緒の残るゆかしい地域、近年、外国人が多く訪れる観光地となっています。治安は都内随一、美しい街ですよ。

連絡先03-3827-3584
採用担当川口

                  スタジオ☆ディーバ ヘアメイク グッチ

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2017年12月31日 (日)

謹賀新年!今年も宜しくお願いします

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写真は、ドイツベルリンにある、統一と自由の象徴、暁のブランデンブルク門です。ちょうどこの向こうに壁があったのですね。
ベルリンでは、このクリスマスシーズンに山口の写真作品による個展をやっております。引き続き、ドイツとは縁のある日々です。
さて昨年は選挙もあり、選挙ポスターの撮影で慌ただしい感じでしたが、学生さん達の就活は堅調な推移でした。しかし、油断する事なく、準備してくださいね。既に撮影の予約が埋まってきています。当スタジオでは昨年よりもかなり早い動きです。ゆえに早めにご予約をお願いいたします。新年は4日から営業開始いたします。
また今年は新しくサイバー集団を目指す「デザイン室」が社内に発足しましたので、色々と情報を発信して行けると思っています。

という事で、本年も何卒宜しくご愛顧のほど、お願い申し上げます

    スタジオ☆ディーバ Photographer:山口直也

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2017年12月30日 (土)

今年もありがとうございました!!

お久しぶりです。ヘアメイクのゆっこです。

今日はスタジオの忘年会でした。
いつもは30日に大掃除の後にしていたのですが、
今年はいつもより1日早く(なぜ?)
スタジオの近くの露地というお店でした。

普段何度も行ってはいるのですが、ここで忘年会は初めてです。
美味しい料理に、飲み放題付、ビンゴをしたり、楽しいひと時でした。

ところで今年もたくさんの方にお越しいただいて、嬉しい、楽しい一年でした。
スタッフ一同お礼を申し上げます。
撮影後に皆さんからお礼のお電話をいただいたり、
皆さんと色々お話ししできたことは私達の宝ものです。
ありがとうございました。

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大変恐縮ですが12月31日~1月3日まで、スタジオをお休みさせていただきます。
新年は1月4日から通常通り営業いたします。
1月も、既にご予約をたくさんいただいておりますので
ご予約がまだの方は早めのご予約をお待ちしてます


就活は本番ですよ。

また、予約やお問い合わせが多いため
電話がつながりにくいことがありますが
あきらめずにお電話をおかけくださいますようお願いします。

そして、スタジオでの撮影はもちろん、来年は既に京都、大阪、能登、北海道、仙台へ
撮影に行きますので、その時は是非宜しくお願いします。
近くなったら詳細をお知らせしますね。

なかなかブログの順番が回ってこないので、時々心配されるのですが、
元気で頑張っていますよ!!
勿論来年もより一層頑張ります。

来年も皆様が良い年になるように
お手伝いができればうれしいです!fuji


スタジオ☆ディーバ  ヘア・メイク  ゆっこ happy01

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2017年11月22日 (水)

輝け、クリスマス! 就活もね!

ヨーロッパでは一足早くクリスマスシーズンが始まります。雰囲気のある季節です。そのクリスマスのベルリンで、山口直也の「宝石のような写真作品の個展」が始まりました。

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というのは実はこの個展、ドイツの宝石メーカーのショールームで行われているのです。そしてこれは山口にとっては二度目のベルリンの個展です。在住の方、クリスマスにベルリンに行かれる方は是非覗いて下さい。

 

それはともかくお知らせです!

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さあ、3年生の皆さんは、就活シーズン始まりますね。このところ売り手市場が続いたので、学生の方はチャンス。しかーし、これまで採りすぎのためか、今年からは募集全般縮小傾向にあるそうです(ホテル・観光業界は別)

油断禁物です。エントリーシート用の写真は、納得のゆくものを持っていますか。今年は、皆さんすでに結構撮影に来ていますよ。昨年よりも多いです。

例年、スタジオ☆ディーバでは、他で撮ったけれど満足いかないと言うので、口コミで聞いて「撮り直し」で来る人達も多いのですが、それでは勿体無いですね。まず「スタジオ☆ディーバ」に来てください。
ディーバのデジタルコースでは、プリント用だけでなく、トリミングしたウエブエントリー用の画像もお渡しできます。
就活写真、まだの方は早めに撮影しておきましょう。

 

    スタジオ☆ディーバ Photographer:山口直也

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2017年10月 9日 (月)

黒髪のブリリアン、イケメンすぎと話題! 実は・・・

ブルゾンちえみWith B のブリリアン。今、巷では「黒髪」になった「コージ君がイケメンすぎ」と超話題になっていますね。

 

実はこの事件、「スタジオ☆ディーバで選挙ポスターを撮る」というテレビ東京の企画でして、選挙ポスター撮影の「神?」山口直也がブリリアンを新人立候補者に仕立て上げ、変身させたものです。因みに山口は他局では選挙ポスター撮影の「カリスマ」と呼ばれていましたが、今度は「神」ですよ。今後が怖いです。

それではご覧下さい。

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格好いいですね。キャッチフレーズは「政界にタッチダウン」。彼は大学時代、アメフト部のキャプテンで活躍したそう。確かに様になっていますね。

一方、ダイキ君の方はもともと髪は黒いしそのままで良かったのですが、表情やライティングで、かしこく、やる気にあふれ、爽やかな「青雲の志」風に撮影しました。

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いかがですか。彼は屋外でロケしたのですが、ダイキ君、調子に乗って道行く人達と握手しまくりで、皆さんは彼が本当に選挙に出るのだと思ったようです。

二人とも結構その気になって、出馬を考えますなんて言っていましたが、私達としては候補者が撮影された写真を見て、理想に向かって頑張る気持ちになっていただけるのが一番嬉しい事です。

でも、山口もスタジオ☆ディーバも選挙写真の専門では無いのですよ。もともと、コマーシャルのスタジオでしたので、撮影全般にわたって、時代を読み、状況を考え、「今一番ふさわしいイメージの提案」が出来るという事なのだと思います。ビジネスのプロフィールや演奏家の方々も是非いらして下さい。

    スタジオ☆ディーバ Photographer:山口直也

 

 

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2017年10月 6日 (金)

ブルゾン山口 with B !

 

先月28日に収録したテレビ東京の特番、明日11:00~13:00 で放映!
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現在、テレ東のスタジオは移転したばかりのピッカピカの新スタジオで、山口が収録に呼ばれて行ってきました。縁の下シリーズだそうです。私は「選挙の写真担当」。あとは「相撲の呼び出し」、スケートの「本田真凛の靴」とかで、私の出番は一番最後だったのですが・・・。

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これが待ちが長くてちょっと大変でしたね。眠くなるしおしりは痛くなるし、本番で何を喋ったか記憶にございません。しかし事前にスタジオ☆ディーバでメイキングのビデオを撮影していて、それは面白いですよ。ブリリアン(ブルゾンちえみwith B」のBの面々)を選挙のポスター用に撮影するという企画。特にダイ君の方(美的黒頭)は変えようが無いので、輝く瞳と笑顔を引き出して、さわやかな新人のイメージを作っています。コー君の方(金髪マッチョ)は頭黒くしてアメフトのボールをあしらいました。二人とも選挙に出馬して欲しいです。あと、山ちゃんの写真も出ると思いますが、これは以前の取材で撮影したものです。是非見てくださいね。

 

       スタジオ☆ディーバ Photographer:山口直也

 

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2017年7月12日 (水)

ドイツでビール!それとカールリヒターの事

ベルクムント・フォン・山口です。ご迷惑おかけしましたが、先月にドイツから無事、戻ってきました。変なドイツ野郎になっていて申し訳ありません。私の個展は無事に終了しましたが、現在また場所を移しまして8まで開催される運びになりましたので、ベルリン在住の方は是非おでかけくださいね。会場については追って告知いたします。初回の個展もそうでしたが、ミッテ地区と言う、昔、例のがあった所、ブランデンブルグ門の近くで、アートには一等地らしいです。

 

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個展のレセプションは、ドイツではヴァニサージュと言うのですが、その初日が勝負なのですね。画廊やオークションのオーナー達、大使館関係、アート関連の方々が集うパーティーなので、そこでアピールしなければなりません。今後も発展していく活動の宣伝をして作品の資産価値も保障しなければいけないのですが、そこの所は私にはどうも荷が重く、まあこれから勉強です。

全般にドイツの人は意味と意志と理屈が好きな印象でした。私のスピーチで解説を加えた作品のみが売れるので、作品の構造や象徴の意味を知りたがる感じです。ジュエリーメーカーの画廊のオーナー、オークションのエージェントが興味を持ってくれて私の作品を置いてくれるそうです。私の印象ではドイツの写真界は作品といえば記録写真が圧倒的で、例えば建築写真などが作品ジャンルとして昔から確立しているようです。

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 さて、今回は初めてのドイツという事で少々観光もさせてもらいました。ライプツィッヒ、ドレスデン、フランクフルト、ローマ街道(ロマンチックシュトラッセ)のいくつかの都市、そしてミュンヘンと周って来ました。イタリアがワインと歌の国だとすれば、ドイツはビールと管弦楽の国ですかね(あとオルガンとコラール)

私はこれでワインには結構うるさいのですが、ビールに関しては無知というか白痴に等しい世界観しか持っていなかった事を今回は思い知りました。これまで日本で普段飲んでいたビールは美味しいものと思っていたのです。恥ずかしながら英国本土のパブで、室温で飲む気の抜けたようなビターに親しむようになっても、その無知蒙昧は頑固に居座っておりました。ところが今回のドイツのビールといったら・・・種類も味わいも百花繚乱。特にミュンヘンのディンケルという少し黒いやつ、そしてバイツェンビールヘーフェヴァイスと言うんですか、あの酵母で白濁している上面発酵のやつ、向こうではあれを少しだけ冷やして飲むんですね。あの麦芽はどこまでも香り高く余韻を引き、酵母の優しさはマリアの慈悲の如く、これがビールなのだと目から鱗でしたね。それで、日本に戻ってから飲む生ビールの味気なく薄っぺらな事。悲しかったです。うーん困りました。現在、日本の地ビールに少しある無濾過のエールを片端から試していますが、今一つなんですね。

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一方、管弦楽ですが、ベルリンフィル、ゲバントハウス、ドレスデン室内、ミュンヘンフィル、ミュンヘンバッハ等、クラシックファンにとっては溜息もののハイクオリティーオーケストラが各々の都市にあるのですからたまりませんね。教会ではいつでもオルガン演奏会が無料で聴けますしね。今回はベルリンでオペラハウスのバックヤードを、幸運にも知り合いになった出演者の案内で見学する事ができました。そこで「彷徨えるオランダ人」を観劇して、ライプツィッヒではゲバントハウスを聴いてきました。勿ライプツィッヒバッハの奉職したトーマス教会があります。以外と小さな教会でしたが、教会ではトマーナ(教会付属少年合唱団)のバッハのモテットとカンタータ79番を聴き、堂内にあるバッハの墓に詣でてまいりました。感激です。花輪やブーケが捧げられ、自分の演奏したCDを墓の上に置いて行く人もいます。
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偶然ですが、後日ミュンヘンに行った時、美術館への道を間違えた拍子にカール・リヒターがカントールを勤めたマルクス教会(聖マルコ教会)に行きつきました。これも運命だと思いたいです。それは大変に簡素な教会で、堂内に装飾は無く、超機能的な2種類のパイプオルガンがありました。カール・リヒターと言う人は殊にバッハの演奏において空前絶後の存在であり、一時は潮のように押し寄せたピリオド楽器による古楽演奏の嵐にも微動だにせず、いまもって巌のように屹立している偉大な存在なのであります。

考えてみると教会のカントールが世界に演奏旅行にでかけ、宗教曲はもとよりオペラや交響曲を指揮し、大成功を収めるなど破格な事です。峻厳な世界観の持ち主で、音楽に憑かれた天才であったカール・リヒターはやがて心筋梗塞で倒れます。その突き詰めた性格も原因なのでしょうが、現地で思ったのは下世話な話、ミュンヘンの食事は一般に味が濃いと思います。つまり塩分の取りすぎが多少影響したのかも知れませんね。それほど、何もかも塩辛いのです。もっともリヒターは元来ザクセンの音楽家、トマス教会のカントールであったシュトラウベやラミンに教えを受け、後継者を嘱望されながら、西側の自分の自由にできる環境を求めてその地位を辞退します。ですからミュンヘンにいたのは十数年と聞きました。その後は主にチューリッヒで病後静養しますが、マルクス教会の記念碑を見ると亡くなるまでこの教会のカントール、オルガニストだったのですね。

 

私はリヒターには申し訳ない事をしたと後悔しているのです。彼が多分二度目に来日した時、すでに病魔が彼を浸潤していて、それは悲しくも痛ましい姿で、歩くのもままならい様子が伝えられていました。チェンバロやオルガンの演奏では超絶技巧とは程遠く、もはや彼は終わったと断じて聴きに行かなかったのです。浅はかでした。バッハもリヒターも音楽は神に捧げる活動だったはずです。決定的に不自由となってしまった手脚で、あえてその姿を晒してまでも、誠心誠意、必死にバッハの音楽を紡いだリヒターの本来のバッハ演奏を、私は聴き届けるべきだったのでしょう。若者とは本来、前向きではあるが短慮な存在ですが、思えば悔いの多い人生です。

カールリヒターについては故吉田秀和さんが彼と食事を共にした時の印象をつづった文章が私は好きです。その書き出しはこんなふうです。

「カールリヒターが東京に着いた夜、私は彼を囲む少人数の食事によばれた。凝った天ぷら屋だったが、座につくや否や彼は料理の整うのも待ちきれず、大根おろしをはじめあたりにあるものを手当たり次第平らげだした。・・・席の人の半分は初対面だったが、彼は食べる以外に何一つ念頭にない様子だった。みかねて付き添いが説明した。『リヒターは飛行機に乗ってから今まで何も食べてないのです。スチュアーデスが食事を持ってきても楽譜を手から放さず追い払ってしまうものですから』と。あとで私が確かめると彼は事もなげに『飛行機では電話もかからず、いやな客も来ないから、楽譜をゆっくりみていられて、こんなに楽しいことはない。特にバッハの楽譜はいつひろげてみても新しい喜びと謎がみつかるものだから』と言っていた。・・・これは音楽に憑かれた人、探究してやまない人である。・・・」

私も探求してやまない人でありたいとは思うのですが・・・。

   スタジオ☆ディーバ Photographer:山口直也

 

 

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