ギャラリー①<埠頭を渡る風>
ここではディーバスタッフがコラボしてきた作品を期間限定で、貴方だけにそっと公開して行きたいと思います(みんなが見れるんですけど)。作品はクライアントからの依頼によるものもありますが、概ねその時々のスタッフの関心の赴くまま、興味のあるコンセプトやテイストでヘアメイクをして撮影しています。そんな実験的な作品はとても楽しい。ですから未完成でもインパクトがあるものは掲載します。通常、スタジオで撮影したモデルやタレントの方に作品モデルをお願いする事が多いのですが、ディーバスタッフも時々登場します。勿論、皆さんの中で、モデルとして参加したい方、歓迎しております。連絡はディーバまで。カモン!ジョイナス!
今回のテーマは「埠頭を渡る風」。といってもユーミンではありません。あれは幾分虚しい夜の時間ですが、私にとっての「埠頭を渡る風」は明るい午前中の間断なく吹く海風なんですね。それは青春の香り(何か恥ずかしいですが)。私は中学高校と横浜で育ちまして、しばしば用もなく埠頭に佇んでおりました。沖には大きな貨物船が行きかい、コンテナ船は接岸し、時折は豪華客船が旅客用の埠頭に係留していた。人生は目の前にあり、「埠頭を渡る風」は沖の波頭のきらめきと連動して、何かしら輝きに満ちたさすらいへの欲望を揺さぶり、将来を開く何かが始まりそうな予感を運んでくれるのでした。(その後の事については今の所、ノーコメント!)。
今回被写体をつとめてくれたMINAKOはパリのモデルエージェントと契約を進める新進のブレーク途上モデル。今まさに大きな夢を掴もうとしている魅力的な女性です。あと一歩で世界が開ける・・・今の彼女には「埠頭を渡る風」が相応しいのです。
「一日1万ドル以上の仕事でなければベッドから出ないわ」と言ったのは確かスーパーモデルのリンダ・エバンジェリスタだったろうか。夢を叶え、成功を手に入れた大人の女性には、未明のヨットハーバーの静かな凪の時間がふさわしいと思うのですが。埠頭の風と戯れていた彼女にもやがてそんな時間が・・・・。
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Photos:Tonno
Hiar& Make-up:Yukko
Model:Minako
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